食玩だけが僕を

oberon2004-07-09


という訳で今最大のオススメは「楳図かずおの世界」です。
フルタ製菓楳図かずおの世界ページはこちら
勿論このラインナップで一番萌えるのはタマミちんと葉子ちんなんですが、「赤んぼう少女」、読んだことない人結構いるのかしら。
もし読んだことがないのなら、名作ですのでぜひ読むといいと思います。
あらすじ、というか設定は長らく孤児院にいた主人公が、出生時に取り違えられて孤児院にいただけだということが判り、本当の家に引き取られる、というところから始まります。
しかし、その家には彼女と取り違えられて育てられていたタマミという名前の姉がいたらしいのですが…。
という物語。
一度目はそのケレン味とタマミちんのバイタリティにひょええ、と思うだけかもしれませんが、肝心なのは二度目です。エンディングでの、タマミの壮絶な台詞、
「*********」
この告白を聞いてハッとしない人なんていないと思います。そして、その叫びを胸に読み返すと、この物語の切ないこと切ないこと。

話が逸れました。食玩の話だった。
漂流教室の池垣くんというセレクションも渋いのですが、シークレットはやはり御大ではなく、「呪いの猫面」から
「先生、生まれました!」
「男か、女か!どっちだ!」
「ネコです」
「ニャー」
のあのシーンキボンヌでした。グワシ。