週末の優雅な過ごし方。

14日土曜日:朝、仕事を終えて帰宅。のち、明日のための準備。具体的に言うと、お友達なんかに配る分の『あの娘といつも』に封入するチラシの作成。十部もコピーしないのになにやら書き下ろし。04夏とか書いちゃったので流用も不可。割と贅沢なオマケだと自画自賛しようとしたところで、さりげなく睡眠にあてられる時間がえらいことになっていることに気づき、とりあえず仮眠。間際に見た時計は短い針が三とか指していたような気がするが、それがどういう意味かは分からない。
午後六時過ぎ。起床。目が覚めてしまったのは仕方ないので、ちまちま雑事をかたつける。
午後十時前。のち麻雀大会へ出かける。徹夜。出席者はA女史、きょーびの娘、ジミーカイタル、ヲベロンの四人。ちなみに着順はカイタル君ダントツのドベ。A女史が一度三位に落ちた以外ずうっと一位か二位をとるという鬼神のようなトップ。ヲベロンさりげなく二位。きょーびの娘は最後の一局が災いしてトータルマイナスの三位。ほとんどどの局も誰かがハコをカラッポにするという荒れた大会。ともあれ麻雀で勝ったお金で本を買おう、という企画のために5000円ほどプールする。コミケで使っちゃうのかなあ、などと考えるが、そんな量買えません、という予感。買いたくなる同人誌のストライクゾーンがおそろしく狭い人間ですごめんなさい。
15日日曜日:徹夜明けでそのままあきうせいさんのブースのお手伝いにゆく。朝一で一緒に行くのが無理だったので昼からにさせてもらったのだが、その延びた時間を麻雀にあてるという体たらく。ともあれ麻雀終了後の十時前あたり、空腹がきわまっていたので四人して新宿はルミネ上にて長い長いお昼(もしくは朝食)。モーニングセット+ケーキだけで一時間以上食べていた罠。会話内容は「働かないで生きていけないものかしらねえ」が主。誰か宝くじを当てる以外でいい方法知りませんか。
午前十一時過ぎ。一人ではおそろしいので、カイタル君についてきてもらってコミケ会場へ。到着時点で連続起床活動時間が18時間を越えている罠。会場の入り口をくぐり、その割と独特なスメルに圧倒された瞬間、たずねて歩こうと思っていた先のリストを家に忘れてきたことに気づく。ショックで旅立つ(心が)。
午前12時過ぎ。あきうせい・鈴虫夫妻と合流後、お手伝いがてら色々暮らす。ついでに会場をうろつき、幾冊か本を買ったり貰ったりする。その過程で偶然ブースを発見(あきうせいさんのところのすぐそばだった)して、とある作家さんに『あの娘といつも』を差し上げることに成功。予備にいくつか本を持ってきておいてよかったと心底思う。自分の用意のよさに感嘆するも、すぐさま「訪ね歩きたいメモ」を家に忘れていたことで相殺。むしろマイナス。
午後四時に、夫妻とともに会場を後にする。水上バスにのって少しテンションあがる。
午後五時過ぎ、浜松町にて飲酒開始。十時あたりまで飲み続ける。色々しゃべる。途中合流して泥酔した兄キャラ(あきうせい命名)に色々罵倒される。微笑で受け流す。連続起床時間を計算しようとするものの、うまく数えられない。なるべく強いお酒を飲まぬように、酔わぬようにすごす。
午後十時。
とうとう連続起床時間を数えることに成功(筆算にて)。28時間。ぞっとする。帰りの電車の中で、おしゃべりしていた、と思ったらいつのまにか時間が飛ばされていた。瞬きして次の瞬間、もう新宿。この世界にキングクリムゾンが実在していたことに驚く。すげえやヒロヒコ。やめろよドッピオ。
午後十一時過ぎ。帰宅。入浴して失神するように睡眠。手に入れた本、読めず。
明日は仕事。ナチュラルに死にたくなる。