マニアです。マニアですけど。

漢字がカッコイイというのはすでに述べた。
…嘘。また意味もなく嘘ついちゃった。すでに述べたんじゃなくてこれから述べるんであります。つって漢字の話。日本は昔から中国というかなんというか、漢字にあこがれて生きてきたわけです。横文字なんて別に意匠としてカッコイイなんちゅーことはそんなになくって、単に暗号めいた記号としてのカッコよさしかないわけです。対する漢字はただ単純な図形として、表意文字として、なんと申しますか。カッコイイわけです。漢字。このカクカクしたところと流れるようなアレを併せ持ったのは、なんていうかなあ。まさに生き物のフォルムにそっくりだと思いませんか。昆虫の外骨格や、獅子のたてがみ、爪の光りや背中の丸さ。造形がすでにカッコイイんですよ漢字。自然の「然」の字が「へドラ」に似てるって気付いた永野のりこはマジ偉大だというか話逸れた。
ともあれ漢字がカッコイイという話。
でもって漢字といえば仏教だという話。
僕自身はべつに特定の宗教を信じているわけでもなく、強いて言えば人間とかその辺の救済とかなんとかそういう面倒なものを超越したところにある、無慈悲な、それでいて美しい数学の真理のようなものの存在を漠然と信じているだけで、仏教はまあ、法事でなんべんも聞いてお経とかのフレーズをなんとなく聞いた聞いた、とか思い出すようなそのレベルなんですが、ともあれ仏教用語

…つっていかに仏教用語がカッコイイかを語るページを探すうちに、除夜の鐘がなぜ108回なのかについて「煩悩の数だから」という投げやりな回答じゃなくてキッチリ数えたページをみつけたのでご紹介してみます。やっぱり諸説あるらしいですがともあれ。
とりあえず、四苦八苦(4×9+8×9)で108ってのは盲点だと思った。スゴイよ。

最初に書こうとしてたこととはおそろしいくらいズレたがまあよい。満足した。