実際、病弱である。

期待を裏切らぬ病弱である。病の床にあって思うのはやはり起きてすることの類である。夢のことは現の時に、現のことは夢の中で計画を。とりあえず、きょうびの娘に胸張って宣言した「第一回打ち合わせは十月いっぴ!」というのはかなり挙動が不審になってきた。せめて十月二日。しかも頭出し。そんな気配。
さてさて。
本日はアレです。アレって僕の事言ってるんじゃなかろうか、言ってるのかもしれない、言ってるに違いない、とホップステップジャンプで内向的になる引きこもり頭脳で僕がギギギギギと机に突っ伏すトピックについて。

とりあえず、「僕はみそっかすなんで特別扱いしてください」という電波をギュンギュン出して暮らされても、その、なんだ、困る。

幼少のみぎりより、みそっかす、という言葉に触れる機会があんまりなかったのでちょっと文意の強さがどれくらいのものか判りきってないのだけれど、これは色々あれですね。身につまされる部分が大きいですね。
自分がダメであることを肯定したい、というのは一種抗いがたいものがあります。僕ダメなんです、本当にダメなんです、とお酒を飲んでクダ巻く人びとが多いのに通じるような。僕だって言動が精神状態と如実にシンクロパターンを刻んでいるので、弱ってるとやっぱ、天狗から地べたに落っこっちゃうわけです。
で、こないだ、と言っても随分昔なんだけど、とにかく聞いて思わず笑ってしまった話を思い出しました。
酒飲んで酔っ払ってきた恋人が随分辛そうに嘔吐しているのを介抱しに行ったら、「こうもゲロはいてる俺に、君はもう金輪際キスなどしてくれまい!」と駄々こねられた、という話。
これのどこが面白いかっていうと、多分、世の中の男性諸氏はたぶん、一回はこの台詞、言ってるんじゃないかと思うんですね。統計とってないですけど、この話すると結構な確率で「あー、ある、かな、ある、かも…(目を合わせずに)」という男性諸氏が実に多いこと。「あ、言われたことある!ある!(大笑いしながら)」という女性諸氏の多いこと。
これなんかは、ダメな自分を肯定してもらいたい、という実に繊細でかつ鬱陶しいという男心*1如実にあらわすもんじゃないかなあ、とか思ったりしてます。

でひるがえって和尚のトピックで語られた人間像、というものはつまり、愛に飢えてるんではありますまいか。そういうのはおかあさんにしてもらえ!というのが、多分皮肉でも痛烈でもなんでもなく、正しい対処法ではありますまいか。
これで「 お 前 の こ と だ 」って言われたら空気読めない王の称号ゲット。

ていうか最近、好き勝手に行動し続けて顰蹙を買った思い出しかありませんので戦々恐々です。相模湖で夜明けを見たい!と駄々こねて着いたら寝てる、とか。ラノベに関することを話そうとして、言いかけて、中身忘れる、とか。
うわー、さきあやまっとこ。
スンマセンッシタ!何しても許されるキャラは十八才まででしたー!

*1:オトメ心の対極。案外タフなそれに対し、男心は実に繊細かつ鬱陶しい。例えるならば毛の生えた豆腐。