ドラゴンシャドウスペル(PS2)

先日購入した「龍が如く2」のレビューもせぬうちに新作。
まず言わせて貰うと、ストーリーは非常に悪い予感がします。端的に述べますと、「古きよき時代のオタがもだえ死にするダメなラノベ」みたいな台詞廻しと設定がちょっと多いように思います。例えて見れば「謎の組織の名前がルシファー」とかその辺。よりによってルシファーか…。みたいな。
まだ序盤ですゆえ、これから重厚なストーリーになってゆくのかも知れませんが、どうにも難しいところ。僕もついに妙な日本語が気になる年代になってしまいました。「あんな頭ごなしに馬鹿にされたのは初めてだぜ!」とかね。うーん。これ、言うのかな。言うのかなこれ。

しかし、対してゲームシステムについては割と良好の予感。普通のAGIベースのターン進行に加えて、パーティーターンと呼ばれる制限付きの行動増加があります。Gジェネなんかにも敵撃破時に再行動できるボーナスシステムがありましたが、同様に、これによる戦闘終盤の加速は気持ちよさ気。
ドット絵も丁寧だし。
サモンナイトシリーズのシステムやってる会社のオリジナルタイトルのだけはあります。なかなか良質のSRPGの予感。

しかし毎度ながら思うのですが、レベルの上げ方はこの会社、癖がありますね。戦闘中にリアルタイムでは上がらず、リザルト画面で一括振り分け。戦闘中の才能開花が大好きな僕なので、ここはちょっといただけません。
引き続き何か書くことあらばまた。年明けから創作の話題じゃなくてごめんなさい。