うじょうじょと

死んだ魚の目で仕事をしながら、どうせだからと夜、丸ビルまで出かけてモアイ像の背中側と、そこから池袋まで出かけて映画、ヱヴァンゲリヲンを見てまいりました。
以下ヱヴァの感想。ネタバレありますので反転してください。
まずは、序、ということで作り直しなのかなあ、映画版ガンダムみたいなやつかなあ、と思っておりましたがいざ、見に行く日の午前中に情報を集めていたらいわゆる『前回映画版からのループ世界』なんじゃないか、という説を目にして、その気持ちで拝見。それほど熱心なファンではなかったので、もともとの台詞の一挙一動まで暗記してませんのでヌケが多いとは思います。
まずは海の色が真っ赤というところに誰も何も突っ込まないところがウズウズしました。なんか、それが一番ループ説を裏付ける情報のような気がします。他にも、セントラルドグマの奥のアレの顔が違うとかなんとかはありますが、何よりも次回予告。あの次回予告のワクワク感はすごいですね。色々ありましたが、いいから黙って次回予告を見に行け、という気さえします。
でも、映画の作りが「すでにエヴァを知っている人向け」というところはちょっと気になりました。一緒に行った人はエヴァンゲリオンとか見たことのない人で、それなりに面白かったようですが、やはりサブテキストを必要としているアニメのような気がするなあ、と思うのです。参加型とでも言うんでしょうか。単体の映画ではなかったと思います。第二鮫島事件。ちょっと違う。
ちなみに僕はレイトショーで見たため、1200円でした。池袋のサンシャインシネマいいよ。池袋といえば新文芸坐だと思って、新文芸坐がなくなってから足を運ばなくなっていた僕からの卒業。

あ、あと、幕が下りた瞬間劇場内が一気に、がやっと騒がしくなったのはちょっと嬉しかったです。なんか、こう、皆友達とかと誘い合わせてすごい楽しみに来てるんだなあ、という感じ。やっぱり、映画は見た後におしゃべりしたいよねー。