水滸伝１２巻出た。

早速読んだ。
今回は拷問の巻。炳乎の章じゃなくて、拷問の章でいいんじゃないかこれ。
拷問キャンペーンという流れに調子に乗ってしまったのか、聞喚章はついに爽やかな顔して変態告白をしでかしましたね。李富もそこだけは流しちゃいけないところだと思いました。
そして何よりは話がなんだか切々としてきた感のある今回。思ったこと列記。

・林冲が萌えキャラ力を上げてきた。ハンパない。公孫勝とのライバルツンデレだけでなく、史進との兄弟的絡みを見せ付ける辺りハンパない。隙なし。腐女子の支持をがっちり取り付けに来た。謙三が来た。そんな豹子頭。
・関勝の論理厨っぷりも割と萌え。「だって言われてないもーん。ぷー」というのは水滸伝史上に残ってもいい名言じゃないか。言ってないけど。誰からも文句を言わせない方法で人の揚げ足を取るというのは、一生の趣味にしてもいいと思う。そこまでしてとりたい揚げ足も最近はないけれど。