覚書。

論理式は人の迷いを断ち切り、一体どうすればよいのだろうという黒雲を晴らしてはくれるが、単純に悲しいという感情の助けにはならない。
水が人を殺すことがあるように、書くことが必ずしも人を楽にさせるとは限らない。わたしは生まれたときからわたしであり、わたしは死ぬまでわたしである。わたしがわたしであることに、論理式も書くことも何一つ影響しない。それらはわたしの付加創造物であり、それ以外の何ものでもない。