きょうの料理。

週一更新ですみません。
最近、湿っぽい話題ばかり。
あのね。希薄な人間関係だと、衝突を避けるじゃないですか。深く長く付き合ってゆく気がないから些細なことは胸に収めて、かわりに絶交ゲージを静かに上げてゆくような。
でもね。そういうのは、その、つまらないと思うんです。
絶交ゲージは見えないトークンカウンターじゃねえよ、とか思う。正面から付き合うなら、その都度ちゃんと清算かじゃねえの、とか思う。

耳に痛かったり、オマエに言われる筋合いねえよと思うような言葉に触れたら、少なくとも聞こえないふりだけはしたくないと思うんです。ついでにいうとしてほしくもないです。

閑話休題
今日の料理。
黒田硫黄の名作『茄子』に出てきた料理を作ってみました。

2巻末に出てきた、干した茄子を素揚げして炒めるっちゅアレです。
なかなかうまかったです。ちゅても情報少なすぎてコツとかそういうのが分かりにくかったので覚書。

まず茄子を干します。
これは軽くしなしなになるくらいの方がいいかも知れません。僕の場合は夜切って、一昼夜室内干しでしたが、天日で半日、とかの方がいいかも知れません。
で、適度に水の抜けた茄子を素揚げ。水気が抜けているので、爆発しそうな恐怖はあまりありません。平和な揚げ物。目安は、表面がちょっと固くなるくらい。温度はちょっと高めがいいかも知れません。でも硬くなり始めるとすぐきつね色になっちまうのでちょっと注意。大学芋みたい。
その茄子を再び炒めながら味付けます。もともと油っぽいので、油は少なめです。
適当に塩コショウなどふり、最後にタレを絡めて出来上がり。
味付け、今回は豆板醤とコチュジャンを酒で溶いて、焼き肉のタレをちっと足しました。味見したら素直に辛すぎたので味噌投入。
なんか温度が高かったのか、タレ絡めたらあっという間にできちゃいました。焦げそうになって慌てて仕上げ。

写真撮り損ねたのがアレですが、うまいよコレ。うまいよー。
嫌なこと忘れるよー。