最近のわたくし

更新頻度が上がっているのは、最近嫌な事ばかりだなあ、などと思うゆえです。
暗く沈みがちな日々というものを、ただそのままに書くと心はさらに沈むし何も生まないし。
もともと好きなものや楽しかったものだけ書いてゆこうと始めたんだし、書いているうちに楽しいことの一つでも見つかれば儲け物かなあ、などと思いながら書いてます。

先日、借り物の人生を生きている人に口説かれました。生まれた時から知り合いの中だけで育ち、身一つで何かをしたことのない人です。
「そんなとこ辞めて一緒に勝ち馬に乗らないか」といった誘いでしたが、丁重にお断りしました。
正直なところ、僕はお金のためだけに嫌々仕事をしているフシがあるので、自分のその選択が意外でした。落ちてる金なら拾えば良いのに、と常々思っていたからです。

他人の資本と他人の人脈をアテにして、中間搾取で甘い汁だけ吸いたいなら、それなりの悪意や気概、「こいつになら食い物にされてもいい」と思ってしまうような悪党の魅力という奴を身につけてほしいと思うのです。

その人はどういうつもりなんだろうと話だけ聞きましたが、「色んな有力者が力を貸してくれる」だの「知り合いは偉い人ばっかり」だの、実のない話ばっかりでいっぺんに嫌になってしまいました。悪党どころか、これじゃ小悪党にもなりゃしない。偉いのは君じゃなくて君のお知り合いとかご両親でしょ、という。

もう喧嘩になってもいいやと思って、「ちょうど昨日、新しいプロジェクトに入っちゃったんです。ああ、その前に来てくれてたらなあ」っつってみたんですがお気づきにならなかった様子。
「おととい来い」ってオブラートに包みすぎた。