対価

努力と結果論争とは全然関係なく、賃金の対価は、苦労ではなく成果でしかないでしょと今でも思っているのだけど、成果を伴わない苦労の対価としても賃金貰えるならそれはそれでいいよねー。

というわけで、苦労披露ショーのアクター/アクトレスだと思えば、その手の労働は割と楽しいかも知れませんね。
演技力に自信があれば実際に苦労するかしないかはあまり関係ない感じ。
可能未来は細るけれど、自分以外に過剰な期待はしちゃダメよねー。

ま、冗談はおいといて。
問題は、ルールの穴や、やる気を削ぐ指示だとか、そんな感じのものがゲームのプレイヤー範囲を狭めてしまうことです。
本来は、会社の中は同じサイドのプレイヤーで、対戦相手には社会とかライバル会社とか、そんなものを対象に取るべきなんだけど、それと矛盾した方針を前面に打ち出すことで、プレイヤーの目が社内に向いてしまって、社内資源の奪い合いとか地位の椅子取りゲームがメインになっちゃうってことです。
いつだってゲームの主目的は自分の食い扶持を増やすことだけど、手段が「チーム戦で全員頑張ろう」から「チームメイトを出し抜こう」に変わるのは、同じゲームとは言えないような気がするのよね。
そりゃ先細るよね。

自戒もこめて覚書でした。