冬空を

ま灰色の空を、モノレールに沿ってとぶ黒い鳥が一羽。
もう動いている町。石を蹴りながら子供が一人。

近くなる年の瀬、べつに忙しくもない年末。あまり変わらないまま今年も終わりますね。
すこしだけ不思議な気もしますが、ほうぼうに流れ流され、それでも確固として自分なのだと言えるなら、それはよい一年だと言ってもよいのかも。