ダイジェスト。 19日:徹夜明け、一睡もせぬまま短大生の車に乗り込み出発。テンションが踏まれるアクセルとともに高まり続ける。高速はガラ空き。空は雨模様なれどたのし。箱根に近づくにつれ、山が両側に迫ってくる。心おどる。嫌なことをすべて忘れ、温…
いざや行かん箱根! そは我らが一派のふるさと。あまつきつねならぬ我らてんぐのふるさと。 懐かしきはらからはいまやいづこ。我ら、互ひに離れ、千々に、今宵の夕餉にさへ窮する暮らし送れども恐れるな。一夜の窓辺、一雨の軒、我らの誓ひはいまだ褪せぬ。 …
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