26歳のノート

永遠の22歳ことヲベロンです。他人の実年齢が解りません。こないだも年上だと思っていた人がかなり年下でした。同じくらいかなあと思っていた人がかなり上だったこともあります。
…あ、ありゃ?
とにかく、年齢について考えるのだけど、人は生まれ持った年齢というものがありはしまいか。僕のそれはたぶん今の歳だと思う。永遠の25歳。人生でもっともモテない年代。人生でもっとも暗闇にある年代。若者でなく、大人でもなく、あるものは背伸びしすぎ、あるものは駄々をこね過ぎる年代。
僕は25歳。

なーんつってるうちにもう26です。こないだの16日で26歳。なんか26っていうと不意に微妙な年齢よね。BカップとCカップくらいの隔たりがある気がします。あるいは下北沢と上北沢。
ともあれ。
それは開き直るにも諦めるにも達観するにもまだ青く、四方破れで振り向けば、重ねたものが多すぎる年代。
なれど天狗。しかしながらそれがし天狗にて候。
積み重ねたものも、いまだ始めたばかりのものも、天狗にあっては同じこと。邪魔なら打ち捨て、あるいは置き去り、飛び越えて歩くだけのもの。ときに後ろ髪ひかれ、ときに泥に墜ちるとしても生きものだ。仕方ない。罪がないや。
とりあえず天狗は自分全肯定ですから、そんな26歳でも善し。なんつって。

なんつって。
来年読み返して悶えるための26歳のノート。