怒りについて

怒りというものについて考えています。
僕は怒りと縁遠い人生を送って来ました。しかしいまにして、時折訪れる「発作的な怒り」というものに悩まされています。
それは不可思議です。幾ら考えても有益な結果に繋がらないにもかかわらず、いつの間にか僕の中にまるで当然のような顔をして居座っているのです。
これが僕の身体の発するサインだとすれば、ますます僕はこの怒りの意味を知らなければなりません。
人間て複雑ですね。
発作的なものは人間にとって果たして本質なのか、それともただのイレギュラーなのかというところに、その人の人間観が出るように思います。
肯定するか制御を試みるか。

今のところはまだ「怒り」というものが、付き合って間もない相手ゆえ距離を計測中です。