マガジンのアレがひどい。
昨日の話ですが指当て指切りゲーム。
あんまりな奥の手が出てきました。
最初の寸止めブラフは思考の先で素晴らしかったですが、次の奥の手はトリックの型破り度でいえばある意味最凶死刑囚編といえなくもない。
でもってチャンピオンのアレは相変わらず放尿してました。尿率高すぎないか。尿の活用を語らせたら花の慶次かバキかの勢い。
考えるに、本能や感情を描く漫画であればあるほど尿とか涙とか体液の果たす役割が高くなるのではあるまいか。
逆に理性や論理を描く漫画では尿とか出にくくなる気配。端的に言うとカイジやアカギはびっくりしておしっこ漏らさない。みたいな。
それは、理性に尿は似合わないということではなく、多分、生理現象を描くと逃げ場がなくなるからではないかて思います。
つまり生理現象を描き、なおかつ冷徹な物語はある種の救いようの無さを見せるということです。立ちション中に後ろから刺された松田勇作然り。拷問の末要介護となったグリフィス然り。トイレで頭割られた「マイナス」の英語教師然り。
結論:尿を多様している限り、残酷耐性のない人でもバキは安心して読める。