敵を作りますが

割とこの時期目にする「俺ぁ一度も投票なんて行ったことねぇぜ!」という方に対しての万感は、「アタシ髪の毛なんか中学以来切ったことないのよね」という方に対するそれにかなり似てます。

基本的にはいずれにも、はあそうですかとしか思わないんですが、なんでそんなこと言うのかなこの人、と思って顔を見ると何故か妙に自慢気だったりして微妙な気持ちになるんですね。
ははあ、この人は褒めるか叱るかしてもらいたいんだな、と思うんですが、その手入れなしのボサボサロングヘアを特に美しいとは思わないし、かといって美容院行った途端そんな!声まで変わって!という展開にもならんだろうし、そもそも行く気ないんでしょ、とか思うと特にコメントするナニがアレなんですね。

…今僕、珍しくけっこう高度な比喩を使いましたので心中お察しください。
個人的には、そのアンケート結果が当落に寄与しないという大前提を守った上で、投票後に「この党には議席をやりたくない」というアンケートを併設すれば投票率は上がるんじゃないかと思う。「棄権したけどそれが世界に対するオレの意思表示」という冗談は、中二病的にもそろそろ古いわけだし。