仏契。

わたくし、この広すぎる世界と折り合いをつける為に、世界を半分くらい滅ぼすのか、それとも二人以上のユニオンを組むのか熟考に熟考を重ねた末、脳内21人委員会を招集しました。

脳内激論の末、賛成17反対3態度棄権1という結果を得て、この度、結婚というやつをしてみることにしました。(棄権した上野桜委員は二次元が相手じゃダメなのかと最後まで強硬に譲らず)

今後の活動に影響が出るかどうかは未知数ですが、基本的には今までのように、飲んだくれてはクダを巻いたり、主にプランBで生きてく感じは特に変わらない方向でゆくものと思われます。主旋律は即興。
何かを得ることは、何かを失うことではないと考えます。何かを選ぶことは何かを選ばないことではないと思います。

わたしが伴侶に選んだ人は、龍の返り血を浴びたのか、はたまた神の火に燻られたのかとでも思えるような、ずいぶん強靭な人で、でも、やっぱり例に洩れずカカトの付け根だけは滅法弱い人でもあります。
でもそれは人間だから当たり前のことなんですね。わたしは、完全無欠に欠けるそのカカトを、そのカカトこそを美しいと思います。

一方、欠点の多いわたしの数少ない長所は、いつ、どんな時だって「かえってくる」ということです。
姿かたちが変わっていても、何かにまみれていても、あるいは正体をなくしたとしても、これからもわたしはここに、あなたの所にきっとかえるでしょう。

そんな訳で、わたくしヲベロン太、ついに結婚なう。