エヴァQ

見てきました。このサブタイトル、エバキューって呼んで欲しいのではないかと邪推してます。ショウチャーン(ダミ声で)。

破の時と同じく一切のネタバレをシャットアウトして見に行ったのでたいそう驚きました。感想としては、こう、なんというか、そのー。
序破急でいったら、破の話よね、などと思います。今のわたくしに言えるのはギリギリこのくらい。

自分が見たからってすごいネタバレをするような真似は避けようと思いますが幾つか。マスクかけときますが、以下、未見の方は避けてください。








というわけで雑感。
あえて今書き残しておくのは、なんとなく忘れてしまいそうな気がするから。印象の薄い映画というわけではないんだけど、良くも悪くも「暗号テストの問題文」みたいで、ふわっと映画全体を語るということはしにくい感じでした。壮大なウミガメのスープみたいな感じ。
ウミガメのスープの各シーンの感想って、書きにくいでしょ。そんな感じ。

総評としては、その、楽しいは楽しかったのですが、一番テンション上がったのが冒頭の六分と、ヴンダーの放熱板が回転しながら開いたシーン、というのはちょっとどうなのかと思う。僕はメカオタにクラスチェンジしちまったのか。
ストーリーはあからさまな謎掛けで、うーん。自作を楽しみに待つ、という感じかしら。正直、破のラストに流れた次回予告のワクワク感が半端なかったので、今回の次回予告にはそれほどドキドキ出来ませんでした。というか、破の構成が良すぎたんだと思います。謎掛けと物語と垣間見える真相のバランスがすごく良かった。
今回は謎掛け八割キャラ萌え一割、あとの一割は巨神兵がドーン。ちょっとバランス悪いですよねー。

  • でもやっぱり露骨にシンジくんがネルフ行ったのはミサトさんたちが悪いよねー。
    • あんな感じの扱いしておいて、行くなってのはないよなー。そりゃとりあえずここからは逃げ出すわよねー。
  • ネルフ本部パートの、初代PSのキャラゲーっぽさたるや。移動コマンドを選んで出会ったキャラとイベント。親密度が上がったキャラとはイチャイチャ可能。的な。何か。
    • 綾波イベントの発生条件厳しすぎ。キーアイテムとキーイベントが厳しすぎるのか一周目での発生はほぼムリゲー
    • たいして親密度上げてなかった冬月がいきなり告白(本当の意味で)してきよったで!?
  • あるいは、そのキャラゲーを複数のシナリオライターがリレー方式で製作した、という設定で視聴すると可笑しくて仕方ありませんでした。
    • ホモが嫌いな女の子なんかいません、でお馴染みの同人BLライターAが繋いだバトンを「これが現在の世界の姿さ」でバッキバキにへし折るライターB。懸命に元のキャラ萌え路線に戻そうとするA。渡された途端に「それポカ波ちゃう、クローンや」でズンドコに突き落とすB。めげずに名前で呼び合う頬染めイベントで路線変更を図るAに対して、Bは眉一つ動かさずに安定の涙くんさよならでデストロイ。ライターAの心ついに折れるの巻。
  • あのピアノ雨降ったらどうすんの?
  • それはそれとしてお前は人の話を聞けよのシーン。押すなよ、押すなよ。→押すと表現するのはなんか悔しいので保留。無理矢理例えるなら「殺人鬼かも分からんやつとトランプなどやってられるか!ワシは部屋でもう寝る!→フォースインパク」。かなあ。

思い出したらまた書きます。