久々に

好きなものではなく嫌いなものを書いてしまって少し反省。
当初は前の職場のボスやその取り巻きの人となりを詳細に記述してたのだけど、途中から胸が悪くなって全消去しました。悪の記述は、その末路の記述までセットにしようというスタンスを忘れかけていました。
末路知らんゆえに書かぬとすべし。
その辺の分別はあったのだけど、ついつい書いてしまう邪悪のトピック。

障害者についての記述は難しくて、誤解が絶望的な壁を築いてしまうことがしばしばあります。
人は自分の信じたいことを読み取る生き物で、基本的に「殲滅すべき敵」を見つけておくことに熱心な生き物。他の虫より、一旦敵と認定したゴキブリを見つけやすいようなもの。
仮にゴキブリに似ているだけの無害な虫*1がいたとして、多分人はそれを嫌うだろうし、駆除しようとするものだと思います。
清廉な人ほどきっとそうで、特に障害者へのトピックでは「差別主義者のにおい」のようなものを鋭く感じるのだと思います。
たぶん、誤読や誤解というのも似たようなもので、一度生まれた嫌悪感は消えないんだろうなーとか思うので気をつけなきゃとは判っているのだけど、憎しみや怒りは割と打ち捨て難い感じでついつい書き連ねちゃう恨みつらみ。
お目汚し、ほんとにごめんなさいね。

念のために書いておくと僕は、世界は不平等であるという前提の元、自分の振舞いだけは平等であろうと決意したものであります。
カテゴリ分けをするなら、「自然災害」のようなものになりたいと思っています。
他人の事情を斟酌せず、ただ自分の審美眼に沿って動くだけの台風みたいなもの。その雨で救われる農家や困るバーベキュー場を区別せず、ただ己の審美眼で海水を巻き上げ、猛烈な雨を降らせる、そんなものになりたいと思ってます。
最も、一応は僕も人間なので、区別なく災厄を撒き散らしたいのではなく、止むを得ず災厄を撒き散らすことになった時は、相手の区別なくやるという決意を持っているだけなのですが。
僕がよくいう「相手によっては許せることなら、誰が相手でも許すべき」「許さないなら、相手が誰でも焼野原」というやつです。

理念は差別から一番遠いところに居るつもりなのだけど、理想の最終形態が自然災害なので糾弾されても止む無しなのが残念。

*1:ホントはゴキブリも無害と言えば無害の域にいるんだけど