諦め早い

僕は諦めが異常に早い。自覚しているが早い。どのくらい早いかというと、分からないなぞなぞの答えを渋られたら、即座にもういいやと思って、気にするのをやめるくらい早い。諦めたらもう気にならない。忘れてゆく。切り離す。啼かぬなら、それはそういう種類の鳥なんでしょう、ホトトギス

そんな僕がなかなか諦められないのが人間関係です。
狭量だとか傲慢だとか、怠惰だの強欲だの、七つの大罪あたりの要素で人を見切ったり、なかなか出来ずにいます。
それらの要素に染まるのは気の迷いであって、その原因を取り除けばいつか必ず元に戻ると決めつけている気がします。
「元」ってどこだか分からないけど。

そんなこんなで故あって、絶交というものについて「仕方ないもの」とカテゴライズして諦めていましたが、やっぱりそれは仕方ないものカテゴリではなく、「やりようはあったけれど、あえて選んだ」というカテゴリに変更することにしました。
そうしないと僕は、すぐに忘れてしまうから。忘れてしまうのは、少しどうなんだって、思うから。