うまくいくと

些細なことは気にならなくなる不思議。
ちょっとだけゴッドイーター2始めてみました。何度見返してもおでんパンの下乳は駅の隣に座ってたら身構えるレベル。

駅の隣で、と言えば過日、隣の席に座った女の子から話しかけられました。女の子って言っても二十は過ぎていて、まあ、おそらくは知的障害のある子なんですが、朝ごはんなに食べましたかから始まって、昨日のご飯はなんですか、子供はいますか、子供は何を食べていますか、普段は何を食べていますか、と、食べ物に関する一問一答。
基本的に無視をしないという信条で生きておりますれば、パン食べたよ、魚を食べたよ、らふらんすを食べているよ、などと答えながら本を読み、最終的には、そろそろ僕は本を読みたいので君は静かにしているといいと思う、と話を打ち切りました。
ま、読んでる本はダイナーなので、こいつ殺し屋じゃねえのかなと心配になる午前十時。最終章の、ステーキと鉛玉のシーンはホント美しいシーン。この作家の底が読めないと感じました。当初は連載で書いていて、「続きは単行本で」という方式の上、かなりの書き直しをしたというので、最終章から書き出した筈はないと思うのですが、とんでもないシーンでした。本当に美しかったです。