続き

たぶん、世の中にあるファクターのうち、「人を生きやすくさせる」という因子は一つもないのよね。
おそらくは無数の「生きにくくする因子」というものだけがあり、それをどれだけ回避できるかで生きやすさが決まっている感じ。
だから正確に記述しようとすると、生きやすい社会ではなく、生きにくくない社会。

で、あれば僕らは、人を生きにくくさせない努力をするしかないと思うのです。
不必要に人に協調を求めないとか、概論だけで物事を進めないとか、標準能力者の100%を基準におかないとか。

要は、人にあまり求めない社会というのが理想形なのではないかと思います。勿論、互助や互恵は必要だけど、それにしたって程度問題。程度問題の定義を厳密に決めようってのこそ野暮の極みの気がするのだけど、「数字の拠がないと生きづらい」というファクターが多数派なので配慮してるってことなのかな。

皆さん生きづらいですね。