霧の東京

きわどい話にはなるのだけど、遠くない未来に必ず露見することを隠しておく、あるいは、誤魔化しておくというのはどういう了見か、と考えてます。

んまー、例え話でいうと、新設のドアのノブ側を溶接されました。
新設なので蝶番もつけて、開閉確認や可動域に障害のないことも確認したんですが、その後、ノブの立て付けが悪くて勝手に開くことが判明したらしく、ノブ側を溶接して立て付けの悪さが分からないようにした、とのこと。

顧客から、このドア溶接されてるみたいなんだけど、とのクレームで露見したのですが、ごめんぼくその報告書書く自信ない。

そして、似たような話をプライベートでもちらほらと耳にしてじっと思案。給食のパンを机の奥に突っ込むのとまったく変わらないっていうか、「未来」という概念を持たない新しい生き物の誕生を僕らは目にしているのかも知れない。