どこでも食べて行けます

割と僕なんかはそんな感じで生きていて、ぽんぽんと転職もして、生きる場所に拘ってはいないのだけど、別に定住したくない、というわけでもないのです。
新しいことを覚えるのは面倒ではないけれど、不必要なコストで支払わなくていいのなら、誰だって楽したいもの。定住の地はどこかないものか。

ともあれ今の会社の楽具合と将来性と待遇を天秤にかけると、まあ、転職して良かったんだろうなあとは思うんだけど、楽具合と待遇を得るために支払った「将来性」が少しバランスを欠いたかも、とは思うのです。
幾らお得な取引でも、砂漠っぽいとこで残り五本しかないペットボトルの水を一本、50万円で売るのはちょっと早まったか、みたいな。みたいな。

どこでだって生きていけるからいいのだけど、柵が出来てしまうとやはり情も湧くのが人情。もっと労働者が流動化する社会になればいいのに。
なんつって考えてるのだけど、年を取ると再就職が難しいというHOTな話題がのしかかってきて思案。
人の幸福を、システムでサポートするってのは果たして可能なんだろうかって考えてます。

システムに出来るのは、一定量の「生き辛さ」というダメージを軽減することだけで、何かの後押しはできないような気もしてるのよね。

続く。