息継ぎ

パペラキュウを読んでその、あまりのアレにのめりこんで暫く。
エモいし、面白いし、アレなのだけど、胸に残る一抹の既視感。

「普通」から転落したり、ドロップアウトしたり、普通に思えた人の中に潜む悪魔や、人を殺しながらの逃避行。
「ザワールドイズマイン」や、同時期に読んだweb漫画「とあるフリーターの一日」とかもそうなのだけど、この世界と地続きの悪夢(あるいはただの現実)、というジャンルがひとつ、すでに確立しているのかも。

潮流として、そういうジャンルがあるということに世相を見る遊び。そういうものを描きたいって気持ちはどういう感じなのだろうね。