それにしても昨日は「割り切ったSF希望」で検索をかけてきてくれた方が実に多いッ。ちなみにそれは今月12月2日の記事。
しかも、調べてみたらうち、なんか知らないけど検索したらトップ
おかげかしらないけどもとうとう昨日、平田からも来ました。
「平田のことは、平田と呼んでください」。SPAM史に残るべき、天才的な言語感覚だと思う。
飼っていた猫がある日突然口を利くようになった。そして語った第一声が「猫のことは猫と呼んでください」。僕は頭を抱える。やはり猫と人間の言語感覚はまったくことなっていたのだ。猫は人間から勝手に名前をつけられるのが嫌だったのか?しかし、「猫」というカテゴライズだけは受け入れようというのか?それは妥協か?譲歩か?それとも納得か?僕は猫のことが分からない。しかし、人語を解するまでに至った猫が、あえて言ったことだ。きっと深い意味があるのだろう。とりあえず僕は猫のことを猫と呼ぶことに決めた。おおい、猫、ごはんだよ。おおい、猫。呼ぶと猫は満足げに、にゃあと鳴いて擦り寄ってきた。猫はもう人語を話さない。それっきりだ。僕は猫に名前をつけるのをやめた。耳があって狭いところが好きで歯磨き粉のにおいが嫌いな生き物はすべて「猫」だ。すべてひとしく、すべて平等に「猫」と呼ぶことに決めた。全にして一、一にして全。猫は等しく平等なのだ。
だから僕も平田のことは平田と呼ぼう。決して敬称なぞつけない。ていうかSPAMだからな。

なんつって。なんつって。なんつって。
これで「平田のことは、平田と呼んでください」で検索をかけてもトップになったらすごいですな。