政治話。
最近、改革というのは一体誰が求めているのだろう、というようなことを考えるのです。
なんというか。箇条書きにするとですね。
- 財政改革だのなんだのというのは、なんのためにあるかという問題。
- 「今ある政治形態」をさらに長く安定して存続させるためにするものではなかろうか。
- しからば、その支持基盤は「今ある政治形態」を基本的には支持している人々ではなかろうか。
- 改革の支持基盤になっている人は、根源的な部分では現状に不満を持っていないのではなかろうか。
という、なんだか微妙に矛盾が生まれるような気がするのであります。
そしたらまあ、なんと申しますか、大胆な改革になればなるほど熱烈な応援は見込めないわけで。その層にもって、痛みを分かち合ってくれ、といっても無理な話ではないかと、思うのであります。
そして、こういうことを言うと「間違えた。覚悟があるとかないとかじゃなかった。アイツはただ単に普段から胴体着陸派なだけだ。ありゃ一種のマゾだよ」とか言われちゃいそうなんで途中経過は割愛しますが。
僕が考えていた「革命起きるまで見てるのが筋」というのはちょっと違うということが今、友達と電話しててわかった。政治形態がただぐずぐずと機能不全を起こしてグダグダになっていって起きるのは、革命でなく、ただの一揆か。なるほど。なるほどねえ。