いいページを見つけた。

何ってすでに知っている人は知っている、知らない人ははじめてのデスマーチ
中でも、まとめのページが素敵です。実にクールというか、シビアというか、僕の求める健全な孤独がそこにはある。みたいな。

そうなのよねー。
仕事って結局のところ、「やった人がえらい」のではなくて「出来た人がえらい」というだけのものなのよね。そういうシンプルさって美しいと思うんです。もっとも、唯一そういうシンプルな捉え方が可能な「仕事」という分野において足を引っ張るのは「時給」という考え方なんですけども。
というのも、あたくし以前データ入力のアルバイトをやっていたことがありまして。住所だのなんだのをひたすら打ち込むアレです。でも面白いことにそれ、時給制だったんです。スキルが上がって上がって生産性が上がるほど、単価が下がるという不思議なアルバイト。仕事できる人であればあるほどその腕に対する対価が下がるってのはなんかなあ、愉快だなあ、と思って即攻やめちゃったんですけども。

これと同じことが社会に出て働いてる今、時折脳を掠めることがあって。
結局のところちょっと抜けてるふりをして働いているのが一番効率がいい稼ぎ方だというのはやっぱり釈然としないところがあるんです。ま、いいといえばいいのだけれど。

で、結局何が言いたいかというと、このページに紹介されていた

無能を悪意にとるのはやめましょう。

という一文に大いに心揺り動かされたということでありました。
なるほどねえ。なあるほどねえー。
結局のところ、このまとめはソフトウェア開発だけでなく、ほんとうにさまざまのことに応用できる格言集であります。結局身の丈。己の身の丈を知って、天井に頭をぶつけたり、高すぎて上れない階段の前に立ちすくんだりしないように生きていくしかない。