交換日記みたいだなこれ。

もともとはうちのこれから始まって、前回のぎぶろぐから僕の補足意見に続き、こうお返事が来た話。
うおー。今日一日ですっごいリンク張った。まさにワールドワイドウェッブ。ていうか前回トラバだけ送ってリンク貼り忘れちゃったのでまとめ。ていうか最近僕言及してもリンクタグちゃんと作ってないな。ひい。すいません。

ともあれ、アレなんですね。こういうのがあるからwebって面白いなあ、と思います。

「無能を悪意に取るのはやめましょう」

という格言があって、それを見た人が「なぜか」の部分を想像するわけでしょう。で、その「なぜか」についてちがう人が見ればちがう見方が出るというのがこれまた、すごいなあと思うのです。
僕の意見としては最後のぎぶろぐにつけたコメントそのままなのですが、そういう見方もあったのねー。へえー。という具合にけっこう感心しました。「自分のストレスを貯めないための指針」、ってのは予想外だった。あわせて以前きょーびの娘が僕について「この人はそういう苦労とか一生しないタイプです」とか言い切ってくれた理由がなんとなく今わかった。
やはりきょーびの言うとおり、個人的には相手が無能だろうと悪意の人だろうと、原因さえ判ればストレス感じないみたいです。事象をカテゴライズすることに成功するといきなり克服する子です。不可解が一番ストレス。

この格言、あなたはどう解釈しますか?うまい格言というのは「なぜか」のところを明言しないことがミソなのかもしれません。

蛇足になりますが、害意と敵意と悪意の違いについてちょっと考えてました。
このみっつの違いを明確に言い切るのは難しいのだけれど、感覚としては全部別なんです。
誤解をおそれず、叩き台として考えると

害意
生産と逆のベクトルに限定した意識
敵意
対象を限定した害意
悪意
自分の相対的上昇を狙いに含んだ意識。害意や敵意を内包する場合もある

ではないかと思うのです。
完成したトランプタワーを無条件にぶっこわしたくなるのが害意、誰かの作ったトランプタワーに限定してぶっこわしたくなるのが敵意、トランプタワーぶっこわしてそのスペースで別のことして遊びたいなあというのが悪意。うん。この例えはちょっと自分の考えに近い気がする。
というか、僕が「悪意」について単純に「無条件の陰性のストローク」として捉えていないのは、たぶん昔斜めに読んだフロムの『悪について』の影響だと思うんだけど、はっきりと言い切れないのがかなしいところ。大人になったのでもっぺん読んでみようと思います。あれって文庫出てるのかな。
ともあれ。今日は起き抜けから面白かったや。原稿が上がってるってこんなに心が晴れやかになるものなのね。あは。あはあ。