『ひとりぼっちのエルフ』(シルヴァーナ・デ・マーリ/荒瀬ゆみこ訳/早川書房/1800円)

あれれ。冒頭読む限りかなり良書なのにはてダでは全然言及されてない。おっかしいなあ。まあいいか。
というわけで、今日、どうしてもファンタジーが読みたくなって読みたくなって仕方なくて、でも世界の危機がどうのとか異能の力がどうのとかそういうのじゃなくて、もっと地に足をつけて手の届くものが読みたいなあ、と思ったので向かったのは児童書の棚。
今現在、読みたいリストの中には皆様ご存知のバーティミアス三部作とドラゴンライダー(続刊中)が入っていたんですが、血沸き肉踊る感じのやつはちょっと今の僕には重荷なのでもう少し自由になるまでとっておくことにしてこの本。ひとりぼっちのエルフ。ハイ。ちょっと値段はりましたけれども、即決で買ってしまいました。にゃー。僕はこういう平易な言葉で書かれた物語を好きすぎる。
キャッチコピーが「ぼくを守ってくれる人は、/地平線のはてまで/だあれもいない。」です。うわー。このはかなげ感。いないはずないんです。いないはずないんだけど、でもこう、言いたいこと判る!判るよ!いい装丁だよ!
というわけで、まとめ。
「気絶するほどヨーシュクルンスクワァルクルヨルネルストリンク(主人公のちびっこいくてかわいらしいエルフの名前)!」

読み終えたらまた感想書きます。冬コミで頂いた本とかの感想とあわせて今週末あたりにやりたいです。でもまめまつり用の豆本制作にもちょっと時間作りたいし、うーん。ま、でもやります。書かないと忘れてしまうということはないけれど、書けば忘れないから。忘れなければ残るから。