シグマハーモニクス。

9月1日時刻1022。
今朝より開かれていた脳内十三人委員会においては十二対一の多数決で、シグマハーモニクスの作品カートリッジの廃棄処分を決定した。
度重なるロード時間と薄いシナリオ、寒いキャラクターに最悪の操作性などから蓄積されたイライラゲージが、ヲベロン太がニンテンドーDS相手にタワーブリッジを繰り出してしまう危険域に達したのが大きな理由だとのことである。議決に躊躇っていた委員も、ついにヲベロン太がタッチペンを乱暴に扱いはじめたため、今回の措置に踏み切った。

さらに委員会は、全会一致で当該作品の製作責任者の関わった作品への投資を永続的に停止することも決め、最終責任者であるスクウェアエニックスの作品に対しても今後、警戒を強めてゆくことを決定した。

一応クリアしたステラデウスと比べ、一切待たずに今回のような厳しい措置に踏み切ったのは、クリムゾンティアーズ、ドラゴンシャドウスペルに続き3度目。
尚、即刻の廃棄処分に唯一反対票を投じた蔦吉天狗委員は「まだ3個目のセーブスロットを汚してないから」と、あと一度のプレイ猶予を主張していたという。