半可通、続き

基本的に、人をこき下ろす目的で書くことはあまりなく、単純に興味を持って書いています。
半可通についてです。

思えば、僕の人生は半可通になることを避けようというのが色々な動機になっていたように思います。
麻雀なんかするにしても、いわゆる「何切る」問題を解決できるようになる状態を、上達の節目ではなく技術のスタートラインとして考えるような感じです。
理論でなんとか出来ること、証明できることは全ての人が習得出来ることでスタートライン。

もっとも、スタートラインに立った状態ってすごく楽しくて、チュートリアル終わったたのしいー!ってなるのもすごく分かるのだけど、そこで、はしゃぐのではなく腰を落ち着けてしまうのってどうなの?と思うのよね。
どうも半可通の人はやたらと、獲得した立ち位置にこだわるような気がしてます。言い方は悪いけれど、卒業した学校のOBとして振る舞う時間が人生の51%を超えている感じ。

その心の動きをどうにかして知りたくて、半可通の話を聞いてみるのだけど、「君も、経験すればわかるよ」とうっとりしながら同じ思い出話をされるばかりで話が噛み合わない花一匁。

そろそろイライラしてしまいそうなので、どうしようかなあと悩んでます。